ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。台湾には日本で言うところのSUICAのような存在の「悠遊カード(ヨウヨウカード)」と呼ばれるICカードがあります。
悠遊カードを持っていれば、日本と同じ感覚でスムーズに公共交通機関を利用することができるようになり、場合によっては運賃の割引もあります。
そして何より言葉が異なる海外では各交通機関を利用する際に運賃の確認が一手間になりますが、ICカードを持っていればカードリーダーにかざすだけで乗車できるようになるので運賃確認の必要がなくなるメリットもあります。
デメリットは無いので台湾に出張や旅行などで数日間滞在することが決まったら是非手に入れておきたいこのICカード。台湾に住んでいる人だけではなく海外から来た旅行者でも簡単に入手することができます。
そしてこちらの悠遊カードを手に入れる方法としてよく挙げられるのは、台湾のサービスセンターやMRTの窓口へ行き購入する方法です。しかしやはり海外ということで英語や中国語が少し必要です。
こういった時、言語上の不安からか「できれば外国人とコミュニケーションをとるのは避けたい…。」と思う方もきっといらっしゃるでしょう。
今回これから紹介する方法は、英語や中国語を使わなくても確実に悠遊カードを手に入れることができる方法です。どうぞご覧ください。
悠遊カードを簡単に手に入れる3つの方法
01. 台湾の観光局が行うプレゼントキャンペーンに応募して貰う
不定期ですが台湾の観光局がこれから台湾を旅行される予定のある方向けに、悠遊カードをはじめとしたICカードなどのプレゼントキャンペーンを行うことがあります。
応募するだけで台湾への出発前や台湾の空港で入手でき、予めチャージされていることもあって至れり尽くせりなので、まだ悠遊カードをお持ちでない方は台湾の観光局公式サイトをまめにチェックしてみてください。
02. オプショナルツアー予約サイトで事前予約して空港で受け取る
KKdayなどのオプショナルツアー予約サイトでは悠遊カードを事前予約して桃園空港で受け取りができるようになっています。
空港受取なので空港から台北市内へ移動するためにMRTやバスを利用する際すぐに使えます。
03. 桃園空港直結のMRT駅内の自動券売機で買う
桃園空港に直結している地下鉄「桃園MRT」では切符売り場に悠遊カードが購入できる「售卡機/加值機」と書かれた自動券売機が設置されています。
画面の下に並ぶ言語選択ボタンで「日本語」を選べば、以降は悠遊カードを受け取るまで全て日本語で進めることができます。
上の画面で左の「EasyCard」と書かれたボタンをタッチします。
台北駅で購入する場合は販売価格が200元(約900円)となっており、その内半分がカード本体の価格でもう半分の100元は最初からチャージされている金額となっています。(桃園空港駅で購入する場合は販売価格が500元で400元がチャージされている。)
購入するカードの種類を決めた後に何度か「はい/いいえ」の選択肢が出てきますが、旅行で使うだけなら全て「いいえ」を選んでも問題ありません。
04. 台湾のコンビニで買う
台湾の一部のセブンイレブンやファミリーマート(全家)などのコンビニでは、悠遊カードがレジ前の小さな商品棚に普通に置いてあり、他の商品と同じようにレジへ持っていってお金を払うだけで購入できるようになっています。
最近はカード型だけではなくスマホなどのイヤホンジャックに挿せる小型の悠遊カードも流通していて、MRTの窓口などで購入できるカードタイプと比較するとデザインに遊びがあります。
ちなみに悠遊カードの販売価格はカードタイプが100元(約450円)、そして小型のタイプが150元(約675円)となっております。
悠遊カードがレジ前に置いてあるコンビニの具体的な場所
悠遊カードがレジ前に置いてあるコンビニの具体的な場所ですが、空港では桃園国際空港の第2ターミナル地下2階にあるセブンイレブンで取り扱っています。
他にも台北駅付近ですとM8出口から出てすぐの壽德大樓というビルの中に入っているセブンイレブンや、ホテルが建ち並ぶMRT中山駅付近では新光三越南西店の横の路地にあるセブンイレブンなどで売られているのを確認しました。
最後に
以上、台湾初心者でも簡単に悠遊カードを購入したり手に入れる方法の紹介でした。
外国人とコミュニケーションをとるの全然抵抗ないよ、むしろ英語や中国語話せるよって人は、言うまでもなく現地サービスセンターやMRTの窓口を見つけ次第購入する方がてっとり早いです。
海外及び台湾へ行くのに慣れておらず、まだ悠遊カードを持っていないという方は是非今回紹介した方法を参考に悠遊カードをゲットしてみてください。
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。