ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。先日、台湾東部にある宜蘭県の「羅東」という街へ遊びに行ってきました。
羅東は台湾鉄道駅もあり台北からのアクセスも比較的便利なのですが、今回は台北からバスを利用して羅東まで行ってみました。
そこで今回は台北駅(台北轉運站)から羅東(羅東轉運站)へバスで行く方法を紹介していきます。どうぞご覧ください。
目次
羅東行きバスチケットの買い方
台北にある「台北轉運站」というバスターミナルでは、色々な会社が台湾の各地へ行く高速バスを出していて、羅東行きのバスを出している会社もいくつかあります。
今回はその数あるバス会社の中から、台湾北部と東部を繋ぐバスを中心に展開している「葛瑪蘭汽車客運」のバスに乗って羅東へ行く方法を説明していきます。
まず台北轉運站の1階へ行きます。各バス会社の窓口がずらっと並んでいるので、上部に「葛瑪蘭」と書かれている窓口でチケットを購入します。
購入する時は「羅東轉運站,一張(ルオドンヂュアンユンヂャン、イーヂャン)」と窓口の人に伝えます。もしくはこの文言を紙かなんかに書いて見せましょう。
チケット代は片道143元(約629円)、往復チケットを購入すると少し安くなり263元(約1,157円)です。支払いには現金だけでなくクレジットカードも使えます。
バスチケットをバスターミナル現地で購入する際の注意点として、1階にある葛瑪蘭汽車客運の窓口は23:00〜7:00の時間帯は閉まってしまうので、この間にバスチケットを購入したい場合は4階にある葛瑪蘭汽車客運サービスカウンターへ行く必要があります。
台湾旅行に慣れてきたら、その他のバスチケット購入方法もおすすめ
他にもバスチケットの購入方法は色々あります。特に目的地に向かう日時が決まっている場合は下記のような方法をおすすめします。
- コンビニのマルチメディア機器で買う方法
- スマホ上でチケット購入からチケット取得まで完結するアプリで購入する方法
いずれも乗車する時間帯や席などの希望を口頭で伝える必要がなく、自分のペースでゆっくり選びながら購入することができます。
下記の記事で各購入方法を紹介しておりますのでご参考ください。
バス乗り場の場所
チケットが購入できたら各バス会社の窓口近くにあるエスカレーターを使って、羅東(羅東轉運站)行きバスが出る台北轉運站の4階へ上がります。
4階へ行くと乗り場が更に何個かに分かれていますが、今回乗車する羅東行きバスは「413」または「414」の乗り場から発車します。
各フロアの上部には、何時発のどこ行きのバスが何番乗り場から出るか表示されているモニターがあるので、バスが到着するまでに自分の乗るバスの情報を確認しておくと安心です。
今回乗車するバスを例に挙げると、11:30発の羅東行きバスチケットを購入したので乗り場は413のようです。
バスの乗り方
定刻になりバスがやってくると係員の方が出発時刻のボードを掲げて呼びかけてくれるので、係員の方にチケットを見せてバスに乗りましょう。
バスに乗ったら、購入したバスチケットに書かれている座席番号(座號)の席に座ります。
大きな荷物を持っている場合は、乗車前にバス下部にあるトランクルームに預けましょう。
葛瑪蘭汽車客運バスの車内設備
バスの車内の様子を少し紹介します。座席はこのように3列シートになっていてとても広々しています。
足元にフットレストがあり、前方座席の背もたれにはUSBの充電用コンセントがあります。
「.1. Free Wi-Fi」というアクセスポイント名でフリーのWi-Fiも飛んでいます。
更に車体によっては車内にお手洗いもあります。台北から羅東の移動時間は約70分あるので、いざという時もこれで安心です。
バスの降り方
バスは70分くらい走ると終点のバスターミナル「羅東轉運站」に到着するので下車します。バスから出る時は運転手さんにバスチケットを提示します。荷物を預けている場合は忘れないよう回収してください。
羅東駅(羅東火車站)はバスターミナルからすぐ近くにあるので周囲を見ればすぐに気づきます。
葛瑪蘭汽車客運の羅東(羅東轉運站)行きバスの情報
運賃(料金)
バスの運賃は片道143元(約629円)、往復チケットを購入すると少し安くなり263元(約1,157円)です。
所要時間
台北駅(台北轉運站)から羅東(羅東轉運站)まではスムーズにいくと大体70分です。台湾の連休などと重なって渋滞が発生している場合は更にかかることもあります
時刻表
始発は5:15、終バスは24:55です。運転時間内は大体10〜20分間隔でバスがやってきます。詳しい時刻表は下記の葛瑪蘭汽車客運のサイトからご覧ください。
葛瑪蘭汽車客運のサイトで台北轉運站から羅東轉運站行きのバス時刻表を調べる
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ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。