ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。
距離が近く気軽に行ける海外旅行先のひとつである台湾ですが、これから行こうとしている人もよく行かれる方も台湾に到着したら用意しなくてはいけないのが現地で使う通貨(台湾ドル)ですよね。
今回は台湾へいらっしゃる皆さまのために、台湾在住の僕が日本円から台湾ドルへなるべくお得に両替する方法や、台湾旅行で使うお金の目安を解説していきます。どうぞご覧ください。
目次
台湾旅行者が台湾ドルを手に入れるベストな方法とは?
結論を先に言うと短期の台湾旅行の場合は
- 台湾の空港内にある銀行(両替所)で両替
- 台湾の空港内にあるATMでキャッシング
この2つの内のいずれかの方法で台湾ドルを手に入れるのをお勧めします。
空港で台湾ドルを手に入れるべき理由
1.短期の台湾旅行では持ち歩くべき現金はそこまで多くない
つまり台湾では少しの現金のためにコストをかける必要はないということなので、サクッと空港で両替してしまった方が後々良いということです。
しかも台湾ではホテルやお土産屋、比較的高い商品を扱う百貨店に入る有名な店舗やレストランではほぼクレジットカードが使えます。
「じゃあ両替せずに全部クレジットカードで支払えばいいじゃん。」と思われるかもしれませんが、残念なことに台湾には現金しか受け付けていない場所があります。
例えば台湾に来るほとんどの旅行者が行く台北MRTと、ほぼ全ての夜市の屋台では現金が必要です。他にも現金が必要になる場面は結構あるので現金も一応用意しておきましょう。
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2.両替をする場所によって生じるレートの差を考える必要がほぼ無い
中には「少しでも良いレートの場所で両替したい!」という方も当然いらっしゃるかと思います。そこで2〜3泊の台湾旅行で使うであろう日本円数万円くらいを両替する場合の、レートと両替できる台湾ドルの話を少し具体的にしていきます。
台湾の各銀行の日本円レートを見れるサイトを見てみると、レートが一番良い銀行とレートが一番悪い銀行を比べても日本円の買取りを示す数値(現鈔買入)は0.010以上開いていないことが分かります。
つまり、例えば3万円分の日本円を台湾ドルに両替するとしたら、一番レートの良い銀行で両替しようが一番レートの悪い銀行で両替しようが貰える台湾ドルの差は300元(約1,350円)くらいしか出ません。
勿論「良いレートの場所を探す」を目的に含めた旅行なら口を挟みませんが、上述の1,000円ちょっとのため旅行時間を潰してレートの良い場所を探し出し両替するのは得策ではないと考えます。
空港で台湾ドルを両替する/手に入れる方法と流れ
両替所で日本円を台湾ドルに両替する
空港に到着するとロビーなどの色々な場所に「外幣兌換」という看板が出ている窓口があります。そこで両替したい額の日本円を渡して「Please, Exchange(プリーズ、エクスチェンジ)」と言えば台湾ドルが手に入ります。
中国語で丁寧に両替したい旨を伝えたい場合は「我要日幣換成台幣(ウォヤオリービーファンチェンタイビー)… 日本円を台湾ドルに両替したいです。」と言うのですが、発音が正しくないと伝わらない可能性もあるので英語で言った方がスムーズでしょう。
空港のATMでキャッシングして台湾ドルを引き出す
空港や街中のコンビニには各種クレジットカードに対応したATMも設置されています。このATMを利用することで日本のクレジットカードを使って台湾ドルを引き出すことが可能です。
ATMを利用してクレジットカードでキャッシングする方が、両替所で両替する時に発生する両替手数料がない分少しだけお得です。ただしクレジットカードでキャッシングした場合は利息がかかるので、繰り上げが返済できる人は早めに繰り上げ返済しましょう。
下記の記事は台湾のコンビニにあるATMを使ってキャッシングする流れです。空港にあるATMと操作方法は大差ないのでご参考ください。
短期の台湾旅行で使うお金の目安
最後に「そもそも台湾旅行ではどのくらい現金が必要なのか?」について個人的な見解を書いておきます。
経験上、既にホテル代や航空券代の支払いが済んでいる2泊3日くらいの短期旅行でしたら、クレジットカード及びQRコード決済が使える所が増えていることを考慮するとだいたい2〜3万円分の日本円を両替してひとり5,000元程度持っておけば充分足ります。
僕が台湾を一人旅していた時は、MRTやバスなどの公共交通機関を利用し、ご飯もガイドブックで紹介されている有名店ではなくローカル飯ばかり食べていたので、交通費と飲食費あわせて1日500元(約2,250円)もいかないような日もありました。
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。