ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。
はじめに少し思い出話をします。僕がはじめて生活するために台湾へやってきた真冬の初夜、これから住む部屋にはまだ寝具がありませんでした。そこで最寄りのIKEAへ寝具を買いに行くわけですが、当然商品名は全て中国語です。
慣れない環境の中、拙い中国語で自分なりに何度も確認して「これで大丈夫だろう」と思い、寝具類を購入して帰宅しました。
帰宅後、買ったものを開封していくと枕と掛け布団カバーしか買えていないことが発覚して、初日は布団カバーにくるまって凍えながら寝ました(その時IKEAは既に営業終了)。
これから台湾で生活を始められる方には、僕と同じ過ちをしてもらいたくないので、今回は台湾で寝具を購入する際に覚えておきたいことなどを書いてみたいと思います。それではご覧ください。
目次
台湾の賃貸事情
台湾の賃貸は日本の賃貸とは異なり、生活に必要な家具・家電が最初から室内(もしくは共用部)に揃っているところが多いです。
現に僕が台湾ではじめて借りた部屋も、洗濯機・冷蔵庫・テレビ・クーラー・扇風機・机・椅子・ベッド・ベッドマットレス・クローゼットなどの生活に必要なものが全て部屋の中にありました。
もし僕と同じように台湾で家を借りて生活する場合、残りの足りないものを買うだけになるのですが、服や使い慣れている日用品は日本から自分で持っていくとしても、枕やカバー、掛け布団などの寝具は台湾で生活を始める日に現地調達することになると思います。
各寝具の中国語訳
下記は台湾で寝具を購入する際、必要になる可能性の高い寝具の中国語とその日本語訳です。
日本語 | 中国語訳 |
---|---|
シングルベッド | 單人床 dān rén chuáng |
ダブルベッド | 雙人床 shuāng rén chuáng |
枕 | 枕頭 zhěn tóu |
枕カバー | 枕套 zhěn tào |
掛け布団 | 棉被 mián bèi |
掛け布団カバー | 被套 bèi tào |
毛布 | 毛毯 máo tǎn |
マットレス | 床墊 chuáng diàn |
マットレスカバー | 床包 chuáng bāo(ボックスシーツ) 保潔墊 bǎo jié diàn / 舒服墊 shū fú diàn(四隅をゴムひっかけるカバータイプ) |
IKEAで寝具を購入してみた
僕は寝具を取り扱うお店の中で、家から一番近いIKEAで寝具を購入しました。購入品は枕、枕カバー、掛け布団、掛け布団カバーの4点です。
合計金額は4,400元(約21,560円)でした。多分日本で最低限の寝具を一式揃えるより高いですね。
ちなみに台湾のIKEAのつくりは日本のIKEAとほぼ一緒です。
同じ店舗が母国にある日本人の我々にとっては安心感のある存在なので、台湾で寝具を揃える際の選択肢のひとつとしては無難ですね。
台湾で寝具をもっと安く買うには?
上述のように僕はIKEAで寝具を揃えましたが、思ったより安くないと思った方もいると思います。そこで台湾でもう少し安く寝具を買うことができるお店を紹介します。
実は台湾にも日本でお馴染みのニトリ(宜得利家)があります。価格はIKEAより若干安いと思います。
また台湾の庶民的なスーパーのひとつカルフール(家樂福)でも比較的大型の店舗では寝具が販売されています。モノにもよりますがIKEA、ニトリに比べると価格帯は少し下がります。
あとは家の近くにローカルの市場があり、その中に寝具屋さんがあれば更に安く寝具を購入することができる可能性もあります。ただデザイン面はあまり期待できません。
最後に
特に北部ですが、南国というイメージがある台湾でも冬は想像できないくらい寒くなります。実際2016年の冬は記録的な寒波に見舞われ、台北では山だけではなく平地にも雪が降るという、台湾にとっては事件とも言える出来事がありました。
つまりいくら暖かいと言われてる台湾でも油断は禁物で、掛け布団は夏用のものやタオルケットだけではなく、日本と同様に冬用の寝具が必要な時期があります。
海外生活で体調を崩してしまうと色々な意味で心細いので、(特に台北で)冬を越す予定がある人は防寒にも気を配り、睡眠環境を整えておくことが大事だと思います。
※1元=4.9円で計算(2025年10月1日現在)
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立。台湾で10年間暮らした後本帰国し、現在は神奈川を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。
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