ども、台湾在住で年に数回は台湾新幹線（高鐵）に乗っているナカジマチカ（@nakazimachica）です。みなさんは台湾で新幹線を利用する時、どんな風にチケットを購入していますか？
もし台湾新幹線のチケットを購入するならば、なるべく安く購入できた方が嬉しいですよね。
今回は台湾新幹線チケットを最もお得に購入する方法を解説していきたいと思います。それではご覧ください。
目次
台湾新幹線のチケットは事前に購入した方がお得
台湾新幹線のチケットは、搭乗日に現地のチケット売り場で買うと販売価格は定価になりますが、事前に購入すると10%〜35%オフでチケットを購入することができます。
ちなみに僕は状況に応じて「現地ツアー予約サイトで購入」または「台湾新幹線公式サイトで購入」、このどちらかの方法で買っています。
「現地ツアー予約サイト」と「台湾新幹線公式サイト」の比較
下記は「現地ツアー予約サイト」と「台湾新幹線公式サイト」を利用して、台湾新幹線の割引チケットを乗車日より前に購入した場合の比較表です。
| 割引額 | |
|---|---|
| 現地ツアー予約サイト | 一律20% |
| 台湾新幹線公式サイト | 10%〜35% |
KKdayなどの現地ツアー予約サイトでは、我々外国人は搭乗日より前ならいつでも台湾新幹線のチケットを20%割引で購入することができます。
一方で台湾新幹線公式サイトでも台湾新幹線チケットの事前予約・購入が可能です。
最大28日先までチケットが購入できるようになっていて、早めに購入すると割引になる「早割チケット」があり中には早朝・深夜発だと最大で35%割引のチケットも存在します。
単一区間における料金シミュレーション
| 出発地・目的地 | 20%割引 | 35%割引 |
|---|---|---|
| 台北 → 台中 | 560元（約2,576円） | 455元（約2,093円） |
| 台北 → 台南 | 1,080元（約4,968円） | 875元（約4,025円） |
| 台北 → 高雄（左營） | 1,190元（約5,474円） | 965元（約4,439円） |
当然ですが20%割引と35%割引では、上記の表のように料金はかなり差が出ます。
つまり
- 台湾新幹線を利用する日まで2,3週間を切っていて、早朝・深夜の乗車は難しい
→ KKdayなどの現地ツアー予約サイトから20%割引のチケットを購入 - 台湾新幹線を利用するまでにまだ日数があり、現地で移動する時間も融通が利く
→ 台湾新幹線公式サイトで35%割引チケットを購入
こうやって状況によって台湾新幹線のチケットの買い方を選ぶのが良いと考えられます。
外国人限定「台湾新幹線3日間乗り放題パス」は得なのか？
KKdayなどの現地ツアー予約サイトでは、外国人限定の台湾新幹線3日間乗り放題パスが2,200元（約10,120円）で購入できるようになっています。
この台湾新幹線3日間乗り放題パスがどのくらい安いかと言うと、台湾新幹線公式サイトで台北と高雄（左營）の往復チケットを割引なしで購入すると2,980元（約13,708円）になり、20%割引で購入しても合計2,380元（約10,948円）になります。
つまり2,200元（約10,120円）で販売されている台湾新幹線3日間乗り放題パスは、3日以内に台北と高雄を往復する予定があるならば非常にお得な価格設定なので、我々外国人は積極的に活用すべきでしょう。
ただし上述の35%割引を活用して台北と高雄（左營）の往復チケットを購入すると代金の合計が1,930元（約8,878円）になります。
20%割引+35%割引を1枚ずつ購入したとしても合計2,155元（約9,913円）となるので、台湾新幹線3日間乗り放題パスの価格である2,200元（約10,120円）より安くなります。
もし早い段階でスケジュールが決まっていて移動時間に融通が利くならば、台湾新幹線公式サイトで35%割引の早割チケットがないか検索してみるのも良いでしょう。
3日間で複数都市を回る場合
無論、台湾新幹線3日間乗り放題パスを利用して単純に2都市を往復するだけではなく、2泊3日などのスケジュールで1日ごとに都市を移動するような旅行をする方もいらっしゃると思います。
- 1日目：台北 → 高雄（左營）
- 2日目：高雄（左營）→ 台中
- 3日目：台中 → 台北
例えばこんなスケジュールで台湾新幹線を計3回利用したとします。
こちらの場合も、全てのチケットを台湾新幹線公式サイトから35%割引で購入できれば費用は合計1,925元（約8,855円）となり、3日間乗り放題パスより安くなります。しかも乗り放題パスのような3日間の縛りもありません。
まとめ 時間の制約がなく乗車回数が少ない場合は公式サイトの早割を活用するとお得
早い段階でスケジュールが決まっていて時間の制約がなく乗車回数が少ない場合は、公式サイトの早割チケット（35%割引）を活用すると台湾新幹線に更に安く乗ることができます。
ですが台湾新幹線への乗車日が迫っている場合（2〜3週間以内など）は早割チケットを確保するのが難しくなるので、現地ツアー予約サイトで確実に手に入る20%割引チケットや乗り放題パスを購入した方が簡単且つお得になることがあります。
台湾新幹線を利用する際は自分の状況に合わせてより安い台湾新幹線のチケットを探してみてください。
※1元=4.6円で計算（2023年6月21日現在）
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。
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