ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。先日台中へ行ってきました。
台中で少しひねったお土産を買える場所がないか探していたところ、自分達でセレクトしたアイテムなどの販売もしている、まるで美術館のような店舗デザインの薬局が目に留まりました。
そこで今回はその台中にある「分子藥局 Molecure Pharmacy」へ実際に行ってみたので、どんな薬局なのかを紹介していきたいと思います。それではご覧ください。
目次
分子藥局へのアクセス方法
この記事では台中駅を起点とした場合の分子藥局への行き方を説明していきます。
まずは台中駅前のバス停「臺中車站(臺灣大道)」から路線番号300〜310の内のいずれかのバスに乗ります。この11路線は途中まで通過するバス停がほぼ同じなので先に来たバスに乗車すれば問題ありません。
バスに乗って台灣大道二段をまっすぐ進み「新光/遠百」というバス停で降ります。
「新光/遠百」のバス停から歩いて10分ほどで到着します。
分子藥局の様子を紹介
分子藥局は台中の高級マンション「七期」の1階部分に入っています。入口からして既に薬局とは思えない佇まいです。
店内を見ていきましょう。入るのに少し緊張する厳かな入口の扉とは異なり、薬剤師の方々が程よい距離感で優しく接客してくれます。
白やベージュ、ゴールドを基調とした柔らかい印象を与えてくれる店内。
ディスプレイ用のラックは貴重な展示品を扱っているような様相です。
天然素材を使用したものをセレクトしたケア用品。
上品に陳列された日用品。
こちらはカウンターですが、どう見ても薬局ではなくファッションやインテリア関係のセレクトショップのようですよね。
他にも店内では厳選した素材だけを使用したアイスの販売があったり、
コーヒーやお茶なども売られていてカフェとしても利用できます。一部の飲み物は注文するとビーカーに入って出てくるのが薬局らしくて可愛いです。
店内中央に設置された螺旋階段で2階へ上がることもできます。
こちらは2階の様子です。隅々まで洗練された空間美が訪れた人々を魅了しているように見えます。
2階では主に展示やピックアップした商品の紹介および販売を行っています。
医薬品を扱う薬局のような場所はなるべく負のイメージを与えないようにすると聞いたことがありますが、この店舗デザインはその概念を極限まで昇華させたひとつの答えだと思います。
また、分子藥局は店内がただ綺麗であるだけでなく調剤薬局としての機能も持っているので、薬剤師が常に待機して処方箋を受け付けています。
最後に
以上、台中にある薬局であることが信じられないくらい美しい「分子藥局 Molecure Pharmacy」の紹介でした。
一般的な調剤薬局は意味もなく立ち寄ってはいけない雰囲気がありますが、分子藥局はリラックスした空気感で温かく客を迎えてくれます。
同じく素晴らしい建築デザインの臺中國家歌劇院のすぐ近くに位置しているので、台中を訪れた際は是非足を運んでみてください。
店舗情報
分子藥局 Molecure Pharmacy
台中市西屯區惠來路二段236-1號地図(Googleマップ)で見る
営業時間/10:00〜21:00
定休日/なし
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。