ども台湾に住んで数年経ち、耐えられる寒さが台湾人並になってしまった日本人のナカジマチカ(@nakazimachica)です。
台湾は1年を通して温暖な気候と思われがちですが、冬には気温が10度以下になることもある上、基本的に暖房設備がない建物が多いこともあって、室内でも厚手のコートが必要になるくらい寒くなる時があります。
そんな身体が冷え切ってしまう日に食べたくなる料理といえばそう、鍋です。台湾は寒い時期になると御飯時の鍋料理店はどこもお客さんで賑わっています。
しかも台湾の鍋料理は日本と比べ、外で気軽に食べることができ比較的安価で提供しているお店も多いので、僕も台湾に冬がやってくると身体が自然と鍋を欲します。
そこで今回は、僕が台湾生活の中で食べてきた中で冬にぴったりな台湾にある鍋料理を紹介したいと思います。どうぞご覧ください。
冬に食べたい台湾のおすすめ鍋料理3選
01. 麻辣鍋(マーラーグオー)
「麻辣鍋(マーラーグオー)」は色々な食材を一度に食べることができる、漢方がたっぷり入ったスパイシーな鍋です。漢方の効用と辛さで身体が温まります。
「辛いのは得意ではないけど麻辣鍋に挑戦してみたい。」という方には、いざという時のために半分は豆乳スープなどで食べることができる「鴛鴦(おしどり)鍋」を提供しているお店で食べるのをおすすめします。
個人的にひとりで食べるなら阿官火鍋専家、複数人で食べるなら問鼎の麻辣鍋が好きです。
02. 薑母鴨(ジヤンムーヤー)
「薑母鴨(ジヤンムーヤー)」は生姜や漢方などを使って作られる鴨肉の鍋料理です。鍋にゴロゴロ入った生姜や漢方が溶け込んだスープで手足が温まります。
ちなみに薑母鴨を提供するお店は基本的に冬季限定でオープンするので、冬に台湾を訪れる機会がある人はお見逃しのないよう。
特に新北市の三重区にある霸味薑母鴨の本店はおすすめで、冬は非常に混みますが台湾では鼎泰豐本店と並ぶくらい行く価値があるお店だと思います。
03. 羊肉爐(ヤンロウルゥ)
「羊肉爐(ヤンロウルゥ)」は、薑母鴨と同じく色々な漢方を煮込んで作る山羊肉の鍋料理です。
各漢方を配合してつくられたスープに加え、山羊肉自体の特性で身体を温め良い血液をつくる効用があるそうなので、山羊肉に鍋という組み合わせはまさに冬にうってつけの料理と言えます。
最後に
以上、台湾の冬に食べたいおすすめ鍋料理の紹介でした。
調べたうんちくを少し入れてみましたが、それを抜きにして僕の大好きな台湾の鍋料理なので是非食べてみてください。
ただ台湾の料理を食べ慣れていない人にとって薑母鴨や羊肉爐は好き嫌いが分かれる味だと思うので、まずは麻辣火鍋からお試し頂き、慣れてきたら薑母鴨、羊肉爐と食べてみてください。
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。