1. 台北駅から平渓や十分への行き方を紹介。老街が点在する平渓線で1日遊ぼう!

2015.06.052017.03.13

台北駅から平渓や十分への行き方を紹介。老街が点在する平渓線で1日遊ぼう!

台北はMRT(台北の地下鉄)が発達していて規模も大きくないので、MRTに乗れば旅行者でも簡単に大体の観光スポットに行けるようになっています。

ただその便利さゆえにMRTで行ける範囲の台北にある目ぼしい場所はほとんど行き尽くしてしまったという人もいるかと思います。

僕もそのひとりでして今回はMRTではなく「台鉄」に乗って台北郊外の観光スポットのひとつである、九份と並んで人気の高い平渓・十分に行きランタン(天燈)をあげてきました。

というわけで今回は、台北駅から平渓や十分への行き方、現地の様子などを紹介していきたいと思います。どうぞご覧ください

Advertisement

まずは台北駅から台鉄で瑞芳駅へ

台北駅から平渓や十分へ行くには、台北駅から台鉄に乗って「瑞芳」という駅へ行き、そこから更に平渓線に乗り換える必要があります。ということでまずは台北駅から瑞芳駅への行き方を説明していきます。

台鉄弁当

電車に乗り込む前に買ってくれオーラを感じたので、改札の近くにあった売店で台鉄弁当を入手しておきました。60元(約200円)です。ちなみに台鉄はMRTと違って駅のホーム・列車内でも飲食可能です。駅弁を食べると旅の雰囲気が盛り上がりますね。

台湾鉄道4番ホーム

台鉄乗り場に到着したら、悠遊カードを改札のカードリーダーにかざして4番ホーム(基隆・宜蘭・花連・台東行き)へ降ります。悠遊カードはマストバイアイテムなので用意しておきましょう。

「瑞芳」駅行き電車の時刻表の調べ方

台鉄を使って台北駅から瑞芳駅に行くときの時刻表ですが、臺灣鐵路管理局-火車時刻查詢系統で調べることが出来ます。

上記のページにアクセスしたら、起程站(乗車駅)を臺北地區・臺北到達站(下車駅)を臺北地區・瑞芳にして、乗車日をカレンダーから選択し「查詢」をクリックします。

台鉄の時刻表

すると上記のような瑞芳駅に行く電車の時刻表が表示されます。土日・平日ともに終電の時間が少し違う程度で昼間はあまり大差がないので今回は日曜日で調べてみました。

どの車種の電車に乗るべき?

さて時刻表は出てきたもの「自強」や「區間車」などの見慣れない車種名が並び、どれに乗ればいいのかよく分かりません。実際場合によっては乗ってはいけない電車もあるので少し各電車の特徴を説明をしたいと思いますす。

車種悠々カード速度
普悠瑪使用不可完全予約制(立ち乗り不可)かなり速い
自強使用可完全予約制(立ち乗り可)速い
莒光使用可完全予約制(立ち乗り可)そこそこ速い
區間快使用可自由普通
區間車使用可自由普通

ご覧のように「普悠瑪」以外の電車は悠遊カードで改札を通って乗ることが出来ます。しかし今回の僕と同じように悠遊カードで改札を通って台鉄に乗り込んだ場合は、席に座れる可能性がある「區間快」か「區間車」で行くことをお薦めします。

なぜなら、「自強」「莒光」は速いと言えば速いですが目的地に到着する時間は區間快・區間車と比較しても10分~20分程度しか変わりません。更に席は予約制なので乗っている間はずっと立ちっぱなしになり、湘北高校のバスケ部くらい気合が入ってないと平渓に着いたら遊ぶどころじゃないくらい疲れます。

よって台湾の鉄道に乗って台湾の雰囲気をじっくり楽しみたい場合は、午前中に出る區間車や區間快に乗って平渓・十分に向かうのが良いでしょう。

台鉄の切符はオンラインで事前に予約購入も可能

もし前々から平渓・十分で遊ぶ予定が決まっていて、交通費は気にしないので時間を効率よく使って座って行きたいという方は、前日までに普悠瑪・自強・莒光いずれかの指定席がある電車の切符を事前購入しておくのが確実です。

台鉄の切符は日本からでも台湾鉄道のインターネット予約ページを利用すれば事前に予約購入できます。下記の記事は台北から花蓮までの乗車券を購入した時の記事ですが買い方はほぼ一緒なのでご参考ください。

瑞芳駅から平渓線に乗り「平渓」や「十分」などの各駅の老街へ行く

瑞芳駅に到着したらいよいよ老街目指して平渓線の電車に乗ります。この電車に乗ることで平渓駅や十分駅へ行くことができます。

さてこの平渓線、老街のあるド田舎ということもあり電車は1時間に1本しかやってきません(しかも単線)。時刻表をよく見てしっかり乗車スケジュールを立てておくことが鍵となります。

平渓線の時刻表の見方

瑞芳駅

台北駅から瑞芳駅に行く時の時刻表を調べた臺灣鐵路管理局-火車時刻查詢系統のサイトに平渓線の時刻表のPDFがあります。

駅に設置されている時刻表は人が集まっていることもあって見づらいと思うので事前にこちらでチェックしておきましょう。僕のようにDropboxにPDFを保存してスマホでいつでも見れるようにしておいても良いですね。

平渓線の時刻表

時刻表の見方を説明しますと、左の表が菁桐駅行き(平渓や十分に停まる方向)の時刻表、右の表が瑞芳駅(方面)行きの時刻表です。上に並んでいるのが駅名で横に上から下に書かれているのが電車のダイヤです。

もし9:30に瑞芳駅へ到着したとしたら次にやってくる菁桐駅行きの電車は10:03となります。そしてその電車を逃せば次の菁桐駅方面行きの電車は約1時間後の11:09という非常にシビアな世界です。

電車が無くなってしまう時間を見ると、台北市内に帰る場合は遅くても21時くらいには帰る準備を始めたほうが良さそうです。

さてここまで読んで「乗り継いでこの老街へ来るのも面倒そうだし、自分で時間配分しながら行動しないといけないのはちょっとなぁ…」と思ってしまったら、ツアーに参加するもお勧めです。ツアーは効率よく色々な所を回れるという良さがあるので時間を有効に使うことができます。

十分で天燈(スカイランタン)をあげるプラン付きツアーの参加予約はこちら

おすすめの平渓線の乗り方・平渓エリアの遊び方

平渓線を走る電車

僕が初めて平渓に行った時に行ったおすすめの平渓線の乗り方・平渓エリアの遊び方を紹介したいと思います。

平渓線の各駅の老街はどこもコンパクトなので、全てを見るのは駆け足で回れば1駅につき1時間もかかりません。

よって、まずは終点「菁桐」駅まで行き、1時間に1本の電車に間に合うよう50分位で駅周辺を見て回った後、駅に戻り電車に乗って次の目的地の駅へ向かう…を繰り返して徐々に瑞芳駅方面に戻っていくという巡り方が、平渓を遊び尽くすなら良いと思われます。

ランタンを飛ばす予定の駅(平渓か十分)では少し時間がかかると思うので、2時間後の電車に乗る計算で見ておくと良いでしょう。

ちなみに僕が平渓に行った時は、瑞芳 → 菁桐(1時間滞在)→ 平渓(2時間滞在)→ 十分(2時間滞在)→ 瑞芳といった時間配分で各駅間を移動しました。

售票處

このお勧めの遊び方を実践する場合は1日周遊券・65元(約215円)を購入しておくと便利です。瑞芳駅から一旦外に出たところの「售票處」で購入できます。

悠遊カードだけでも平渓線は利用できますが、1日に何度も平渓線に乗る場合は1日周遊券を購入しておいた方がトータルの交通費は節約できます。

悠遊カードのセンサー

もし1日周遊券を利用せずに悠遊カードで駅に出入りする場合は、こちらのカードリーダーが駅のどこかに設置されているので探し出して出入りしてください。1日周遊券を購入した場合は持っているだけで大丈夫です。

平渓線の電車から見える景色

電車に乗ったら平渓線の車窓から見えるジャングルクルーズのような外の景色を楽しみましょう。

平渓線にある老街の様子を紹介

願い事が書かれた竹筒

菁桐老街では願い事が書かれた竹筒をそこら中で見ました。

菁桐老街のカフェ

ノスタルジックなカフェ。

石炭採掘の鉱場の名残り

平渓はむかし石炭採掘の鉱場だったエリアだったそうで菁桐ではその名残が見ることが出来ます。

平渓老街アート

平渓老街にあった、この絵の近くにあるお店で売っていた大腸包小腸(もち米でソーセージを包んだ台湾の料理)がはエグいくらいニンニクが入ってて美味しかったです。肝心の料理の写真は撮り忘れました。

芋圓

芋圓といえば九份にあるものが有名ですが平渓のも美味いです。暑かったので冷たいのにしました。

平渓の線路

線路に入って歩いたり写真を撮ることも出来ます。子供の頃は日本にこういうところあったなぁ。

平渓の電車外観

平渓線は単線なので行きも帰りも同じ線路の上を走ります。逆方向に乗ってしまわないように注意しましょう。

ランタンを飛ばす様子

てっきり十分老街でしかランタンを飛ばせないのかと思ってましたが平渓老街でも飛ばせます。昼の青空に紅いランタンが映える。

十分の大橋

十分にある大橋。かなり揺れるので下半身がひゅんってなります。

商店ギリギリで走る電車

テレビで見たことのあるようなお店すれすれで電車が走る光景。

十分の街並み

ランタンは昼間でも飛ばせますが夜の方が空に浮かぶ画が綺麗なので、日が落ちてくると飛ばす準備を始める人が増えてきます。

僕の書いたランタン

もちろん僕もランタン飛ばしました。場所は十分です。同じランタンに願い事を書いた今回一緒に行った友人から「差がひどいから真面目に書いてくれない?」と少し怒られてへこみました。(友人は文字だけで願い事を書いていた。)

最後に

平渓 中華街

正直行く前は平渓をランタンが飛ばせるだけのレジャースポットかと思ってたんですが、それ以外にも懐かしくも美しい風景を目にすることが多く、僕が知っている台北のイメージとは全く違う場所で、常に新鮮な気持ちで1日を過ごすことが出来ました。

個人的には人だらけで見る所も大して多くない日本人だらけの九份より平渓の方が全然好きです。郊外なのでやはり少し交通は不便ですが、是非懐かしい台湾を感じに行ってみてください。

※1元=3.3円で計算(2016年6月8日現在)

十分で天燈(スカイランタン)をあげるプラン付きツアーの参加予約はこちら

平渓や十分周辺の散策のために日本でWi-Fiルーター借りていくと便利です

平渓周辺はホテルがほとんどありません。台北のホテルを探すならこちら

フォローして更新情報を受け取る

follow us in feedly

Advertisement

Advertisement

この記事を見ている人におすすめの記事

台中駅前

台北駅から台中駅へ高速バスで行く方法。チケットの買い方やバスの乗り方などを紹介

このブログでも何度も紹介していますが、台湾は交通費が日本と比較すると非常に安く、中でも路線が豊富でどこでも行けてしまうバスはとても便利です。 例えば台北から台中へ行こうと思ったら主な交通手段の選択肢と...

ATM操作画面01

日本のクレジットカードを使って台湾のATMでキャッシングをする方法

台湾に数日滞在するだけならわざわざ日本円を両替えしなくても、日本で作ったクレジットカードでキャッシングして台湾ドルを手に入れれば済むんじゃない。と思っています。 というわけで今回は台北の街を歩けば大体...

桃園機場MRT台北駅改札前

桃園機場MRT(桃園空港線)で桃園国際空港から台北駅へ行く方法・流れ

桃園国際空港は1979年の開港以降、旅行者は車やバスを利用する以外には空港へのアクセス手段が無かったのですが、その状況を打破すべく構想から20年以上(内10年間の建設期間を経て)、ようやく完成したのが...

一卡通(iPASS)

250元(約800円)で高雄MRTが2日間乗り放題!高雄を観光するなら必ず利用したい「二日卡」

先日高雄へ4日間旅行してきました。高雄旅行はこれで2回目となります。 今回は現地の友人に高雄でまだ訪れたことがない場所を案内してもらったんですが、その友人から「高雄に着いたら買うと高雄の交通が便利にな...

空芯菜

新幹線の中で朝ごはんを食べながら台北に戻り鼎泰豐へ [2013年春 台北・高雄旅行 3日目]

さて帰国日です。1日目・2日目と食べ続けてきたけどまだまだ飲食を楽しみたい。 あまり気にしないで店に入るようにしてるけど入りづらいお店はやっぱりあるもので、現地の言葉が話せればどんな店でも臆せず入って...

國光客運台北車站

台北駅から桃園国際空港へバスで行く方法

台北市内から桃園空港へ移動する交通手段はいくつかありますが、バスを利用するのが一番安く、何より365日24時間運行しているので、台北市内から桃園空港へ移動する方法として多くの人に選ばれています。 以前...

龍虎塔

蓮池潭・龍虎塔への行き方を紹介。台湾・高雄きっての観光名所へMRT(捷運)+台鉄で行く

台湾の高雄を旅行しようかなっと思った時、「高雄 観光地」なんてググってしまったら絶対避けられない高雄の観光スポット、それが蓮池潭にある「龍虎塔」という場所です。 この「龍虎塔」なんですが、高雄にいくつ...

台北の道路を走るバス

目的地までのバスの上下車地点と順路を楽々検索。バスアプリ「台北等公車(BusTracker Taipei)」の便利な使い方を紹介

僕は現在台湾の台北市に住んでいるのですが、その利便性の高い場所故にMRTに乗る機会がめっきり減りまして、最近はバスかYouBikeばかり利用しています。 その2つの交通手段の中で特に活躍しているのがバ...

提灯01

日本人だらけの九份、夜の淡水 [2013年春 台北・高雄旅行 1日目]

台湾旅行2回目です。今回は台北・高雄へいく予定で、台湾を北から南へと縦断していきます。 日本で言えば北海道から沖縄へ移動するイメージなんですが、台湾では新幹線を使えば台北から高雄まではなんと約2時間。...

猫空の夜02

ロープウェイを使った猫空への行き方を紹介。夜の猫空へ夜景を観に行ってみた

住んでいる場所のすぐ近くに観光地があると「いつも傍に居てくれる。」みたいな謎の安心感から、わざわざそこへ行く気力って全く湧きませんよね。 僕自身も横浜で生まれて横浜に20年くらい住んでいたのに、なぜか...

プロフィール

ナカジマチカ

ナカジマチカ / nakazimachica

1985年生まれ。神奈川県横浜市出身。東京でサラリーマンとして約7年働いた後、台湾で中国語を1年間勉強。現在は台湾(台北市)を拠点に据えフリーランスとして働いています。

@nakazimachica
@nakazimachica
@nakazimachica
nakazimachica[at]gmail.com

詳しいプロフィールを見る

カテゴリー

サイト内検索

今週の人気記事Top10

無料Wi-Fi「Taipei Free(台北フリー)」の登録方法・使い方を紹介。台湾旅行者でも日本から登録しておけば台湾現地で即使用可能
台北駅から桃園国際空港へバスで行く方法
台湾サウナ初心者必見!「金年華三温暖」の利用方法を詳しく紹介(お手製フロアマップ付き)
台北駅から平渓や十分への行き方を紹介。老街が点在する平渓線で1日遊ぼう!
結局日本人は台湾でモテるのか?台湾に1年間住んで感じたことをありのままに書いてみる
台湾のレシート宝くじ(統一發票)が当たったので換金してみた。当選番号の確認方法と換金方法を紹介
中華電信のSIMカードを日本から予めオンライン予約しておき台湾旅行初日に空港で受け取る方法
台湾留学1年間で掛かった費用を出来る限り細かく公開する
台湾華語(中国語)を無料で学習できるWebサイトやiPhoneアプリ!日本で台湾華語を独学しよう
香港国際空港のインタウン・チェックイン利用方法とメリットを紹介

更新情報をチェックする

  • RSS
  • feedly
  • Twitter
  • facebook