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台北から台中へ移り住んで1年。台中生活に対する私感

ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。

早いもので2020年に台北から台中に引越してきて約1年が経過しました。単純に台中へ移っただけではなく、その他環境の変化や新しい生活様式へ移行などもあって、体感的にはあっという間の1年でした。

今回は台北から台中へ移り住んで1年経った後の、個人的な台中生活の感想を書いていきたいと思います。それではご覧ください。

目次

台中生活はどう?

台中の街並み

台中は住む分には非常に快適です。天気はいいし住居もお店も広いです。台湾の第2都市だけあって必要なものは大体揃っています。

台北から台中に引っ越しする前は「必要に応じて時々台北へ足を運ぶ必要があるかも」と思っていたのですが、それは杞憂に終わり、台北にある空港を利用するためだけに訪れたのを除けば、結局この1年で台北に行ったのは1度だけでした。

天気は詳しく説明するまでもないと思うので住環境について少し補足すると、台北ではなかなか難しい通風・採光がありベランダとキッチンを備えるそこそこ広めの賃貸が家賃1万元台で見つかります。単身用なら場所によっては1万元以下でもあるのではないでしょうか。

台北市に住んでいた時の部屋は、通風も採光もない仕事して寝るだけの空間だったので雲泥の差です。

台中にしばらく住んでみて想像と違った部分

台中は何度か旅行で短期滞在したことがあるものの、長期間生活するのは初めての経験だったので、良い面でも悪い面でも一部想像と異なる点がありました。それらについて紹介したいと思います。

天気・気候

国立自然科学博物館の植物

天気は台北の生活に慣れていると驚くくらい降雨が少なくほぼ毎日晴天です。洗濯物も日当たりがあれば湿度が高くなる冬(台中お前もか)を除いてすぐに乾きます。

その反面水不足にもなりやすいようで、2021年は4月から6月初旬にかけて苗栗・台中・彰化の一部地域で大規模計画断水が行われました。

台北は5,6月くらいから10月まで結構ねっとりした暑さが続きますが台中は比較的カラッとした暑さです。もちろん7,8月になると体に堪える暑さの日もありますが台北ほどの頻度ではないと感じました。

また、夏だけではなく台湾の冬の厳しさは在住者の方などには周知のことだと思いますが、10月〜11月に突然ひんやりし始める台北とは異なり、台中は10月でも日中30度を超える日もあったので何度か冷房を入れたり、11月下旬頃まで扇風機を回す日もありました。

日差し

台湾のユニクロ

天気が良い、つまり想像以上に太陽が照りつける日差しがキツく、台中で生活をはじめて少し経った後すぐに購入したのが以下の3点。

  1. サファリハット
  2. 薄手のナイロン素材のロングパンツ
  3. 折りたたみではなく70cmの傘

全ては強い日差しを防ぎ、毎日を快適に過ごすためです。

風の強さ

濱海橋

新竹あたりの風の強さは有名かと思いますが、台中もエリアによっては強風が吹きます。

僕が現在住んでいる辺りもそこそこ風が強く、日本の感覚でベランダに洗濯物を干すと衣類が飛ばされそうになることがあります。

一度共用バルコニーで強風に耐えられるよう固定して干したはずのパーカーが気付いたら雨除け屋根に落下していて、消防署でハシゴを借りてきて救出したなんてこともありました。

物価

麺料理

食費は確かにローカルのお店で食べ続けると台北よりは若干安く済みます。ただ小綺麗なお店で食べると台北にあるお店の値段と大差はない気がしますね。

けど賃貸に関しては、住環境について上述したようにキッチン付きの部屋を台北より安く借りることができるので、うまく自炊をすれば台北で生活するより食費を抑えられると思います。

しかしMRT開発などを受けて台中の不動産の一坪当たりの価格もグングン上昇しています。実際こうして住宅や商業開発が積極的に行われているのを目の当たりにしていると、台中が「天気が良い台北」のようになる日もそう遠くないかもしれません。

市内中心地の移動

台中市内の道路

僕は台中市の中心地寄りのエリアに住んでいるのですが、信号機がとても多く徒歩や自転車だとテンポよく移動できないことがあります。

また、台中の良いところとしてよく挙げられていた「10km以内の乗車なら無料の台中市内の路線バス」ですが、2021年から台中市民以外はとうとう有料になってしまいました。それでも台湾のバス料金は全然安いですけどね。

台北と比較して台中生活で気になった点

お店(主に飲食店)

おでん屋

飲食店は個人経営だと臨時休業がかなり多いです。Googleマップの情報や公式Facebookページの営業時間を見て問題ないと思って行ってみたらお休みだったことは数しれず。

あと、お店の常連や身内が店員さんと楽しげに会話している場面に遭遇することもよくあります。

朝ごはん屋

台湾の朝ごはん屋

これは自分が住んでいる家の周りのお店だけかもしれませんが、

  • 無糖のお茶を置いているお店が台北より少ない
  • 備え付けの調味料に辣椒がなく、その代わりとして甜辣醬が置いてある
  • ジャムトーストを頼むと台北の朝ごはん屋は1枚だけで出てくることが多いが、台中は2枚で提供してくれるお店が多い

などなど朝ごはん屋だけ見ても細かな違いがあります。

移動手段

台中MRT文心森林公園駅

台中の移動は車やバイクを持っていなければバスやYouBikeがメインになります。

2021年4月にようやく正式オープンした台中MRTも、まだ台中新幹線駅から北屯総站駅を南北に結ぶグリーンラインしか開通していない(2021年5月時点)ので、市民や観光客の足として大活躍! まではもう少し時間を要すると思われます。

シェアバイクサービスに関しては台北で多くの方に利用されているWeMoやGoShareがサービス範囲外なので、台中における選択肢は今のところiRentしかありません。台湾第2都市として利用できるシェアバイクサービスが増えてくれたら嬉しいです。

※2022年8月30日から台中でもGoShareが利用できるようになりました。

交通マナー

台湾大道

交通マナーに関しては、信号が赤になった後でもアクセスを踏み続ける車が本当に多く、赤になった2,3秒以内なら突っ込んでもいいだろう的な空気があります。赤信号を無視して右折していくバイクも同様に多いです。

また駐禁の場所に停められたバイクや車も多く、徒歩移動をしていると歩きにくい場所も所々にあります。

路線バスに関しては基本的に運転が荒く、台中の路線バスに慣れると台北の路線バスの運転はとても丁寧に感じます。笑

交通部のひと月あたりの各県市の交通事故による死傷者数の統計を参照すると、台中市と台北市の交通状況の差を如実に示しています。

台湾語で話しかけられる機会の多さ

台湾の大衆レストラン

台北では南部からの移民が多いエリアを除き、飲食店や公共施設などで初めて会う人から台湾語で話しかけられる機会はそう多くはないと思うのですが、台中では50,60代以上の方は台湾語で話しかけてくることが多いです。

比較的若い方でも台湾語メインで会話をしている様子をしばしば見かけます。

最後に

台中駅前

以上、台北から台中へ移り住んで1年が経ったので、台中生活の個人的な感想を書いてみました。

当たり前ですが台北と比較すると、台中生活は良いところもあれば悪いところもあります。

人によってその土地が合う合わないはあると思うので、台中での暮らしが気になっている方は参考程度に見て頂ければ幸いです。

ナカジマチカ

ナカジマチカ / nakazimachica

神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。

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ナカジマチカ

ナカジマチカ / nakazimachica

神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。

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