ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。台湾は日本に比べ交通費が安く、中でも長距離バスは特に安いので移動距離が長い場合はバスでの移動を選択する方も多いと思います。
それでもやっぱり台北からなら1時間で台中、2時間半で高雄へと非常に短い時間で長距離を移動できてしまう高鐵(台湾新幹線)はとても魅力的ですよね。
ということで今回は僕が台北から台湾の南部へ台湾新幹線で行った時を例に、台湾新幹線の乗り方を解説していきます。どうぞご覧ください。
目次
台湾新幹線チケットの用意
まずは台湾新幹線のチケットを購入します。台湾新幹線チケットの購入方法やより安く購入する方法は下記の記事をご参考ください。
台湾新幹線に乗車する前に確認しておくこと
- 出発時間 ※今回は10:46
- 車両番号(車廂 / car)
- 座席番号(座位 / seat)
台湾新幹線の乗車にあたり大事な情報は購入したチケット表面に全て書かれています。赤枠で囲った上記3つの情報を事前に確認しておくと当日がスムーズになります。
台湾新幹線に乗る当日の流れ
出発時間15分〜30分前くらいになったら「高鐵(台湾新幹線)」の案内に従って台北駅の地下1階か地下2階にある台湾新幹線の乗り場へ行きましょう。
個人的には地下1階の乗り場の方が分かりやすいので今回は地下1階から乗ります。
行き先が台北から南(台中・台南・高雄等)の場合は、上部ディスプレイに「左營 / Zuo-Ying」と表示されている改札から入場しましょう。
また改札は左右に分かれていて、自分の乗る車両番号側の改札から入るとホームを無駄に歩かなくて済みます。今回は乗る車両の番号は「5」なので「7-12」側の改札から入ります。
改札を通る時ですが今回のようにオレンジ色のチケットを購入した場合は、チケットを下にある「車票插入口」と書かれているところに挿れます。
チケットをコンビニで受け取ったりアプリを使って購入した場合はQRコードが付属しているので、上の「條碼感應區」にQRコードをかざします。
オレンジ色のチケットを挿れた場合はこのように再び出てくるので取ります。チケットを取ると改札のゲートが開きます。
改札を通ってホームに降りたら自分の乗る車両番号のところまで歩き、チケットと同じ出発時間が表示されている方へまわりましょう。
足元に車両番号と座席の配置順が書かれているので確認します。
新幹線は定刻通りならば5分前くらいにホームに到着するので、やってきたら乗り込みます。
この時、新幹線の番号が車体のディスプレイに表示されているので、自分のチケットの番号と照らし合わせて乗るべき新幹線の最終確認をすることができます。
車内に入ったら、座席の窓の上に列の番号とアルファベットが表記してあるので、チケットに書いてある座席番号の座席に座ります。「窗邊」が窓側、「走道」が通路側です。(3つ並びの座席の場合は「中間」もあります。)
たまになぜか別の人が既に自分の指定した席に座っていることがありますが、遠慮せず声をかけチケットを相手に見せて自分の座席である旨を伝えてどいてもらいましょう。
席に座ったら後は目的地到着までゆっくりしましょう。車内は飲食可能で、お手洗いや軽食の車内販売もあります。
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。