1. 台北から十分への行き方を解説。平渓線に乗って台湾の老街を観光&スカイランタンを上げに行こう!

2015.06.052018.04.27

台北から十分への行き方を解説。平渓線に乗って台湾の老街を観光&スカイランタンを上げに行こう!

台湾といえば幻想的な風景が広がるスカイランタンフェスティバルが行われたり、自分でもスカイランタンを上げることができる「十分」という九份と並んで非常に人気の高い観光スポットがあります。

ただ十分は九份と同様に台北MRTが通っていない台北市内から少し離れた場所にある関係で、ツアーやタクシーを利用しない場合は台鉄のローカル路線を乗り継いで行く必要があり、初めて行く人や行き慣れていない人にとってはアクセス方法がやや複雑です。

そこで今回は、台北駅から十分への行き方を詳しく解説し、更に平渓線に乗って行くことができる十分をはじめとした老街の様子を紹介していきたいと思います。どうぞご覧ください。

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目次

台北から十分へ行く方法・流れ

台北から十分へ行くためには、台北駅から台鉄に乗って「瑞芳」という駅へ行き、そこから更に平渓線に乗り換える必要があります。ここではその方法と流れを紹介していきます。

1.台北駅から台鉄で瑞芳駅へ行く

台北駅の台鉄乗り場

まずは台北駅地下1階にある台鉄乗り場へ向かいます。

台鉄の改札

ICカードを改札の「IC卡感應區」と書かれたところにかざして改札を抜けます。ICカードを利用した場合の台北駅から瑞芳駅までの運賃は44元(約167円)です

悠遊カードをはじめとしたICカードは台湾旅行において非常に便利なアイテムなので、まだ持っていない人は台湾に到着したら必ず入手しておきましょう。

台湾鉄道4番ホーム

改札を抜けたら第四月台(4番ホーム)の階段を降りて電車を待ちます。

台北駅4番ホームの時刻表

乗るべき車種は「區間車」か「區間快」です。加えて行き先(開往)が基隆以外になっている電車に乗ってください。基隆行きの電車に乗ってしまうと途中乗り換えが必要になってしまいます。

ICカードで改札を通った場合、區間車・區間快以外の車種に乗っても座ることができません。また普悠瑪、太魯閣の2つは完全予約制です。

台北駅4番ホームに到着した電車

電車が来たら乗ります。

台鉄車両内の案内

台北駅を出発し大体50分くらいで瑞芳駅に到着します。

2.瑞芳駅から平渓線に乗って十分へ行く

瑞芳駅の案内

瑞芳駅に到着したら2番ホームから3番ホームへ向かいます。

瑞芳駅3番ホーム

3番ホームから「菁桐」行きの電車に乗って十分駅で降りましょう。

ツアー参加もおすすめ

さてここまで読んで「慣れない海外で色々乗り継いで十分へ行くのは難しそうだなぁ…。」と思ったら十分ツアーに参加するもおすすめです。

ツアーは日本語が話せる台湾人の案内のもと効率よく色々な所を観光できるので、限られた時間を有効に使えるメリットがあります。

ランタン上げ付き「十分観光ツアー」のおすすめポイント

  • 出発時間を自由に指定
  • 宿泊ホテル無料送迎
  • 日本語が話せるドライバーによる貸切チャーター
  • 行きたい場所を指定して行けるフリータイム(2時間)付き
  • ツアー予約専門サイトVELTRAにてお客様満足度ランキング1位

事前に読んでおきたい台北から十分へ行く時に役立つ豆知識

台鉄の瑞芳駅行き電車の時刻表の調べ方

台鉄の時刻表

台鉄の時刻表検索ページにアクセスし、

  • 起程站(乗車駅) … 區域/支線を「臺北/基隆地區」、車站を「臺北」
  • 到達站(下車駅) … 區域/支線を「臺北/基隆地區」、車站を「瑞芳」

と、それぞれ選択した後、乗車日をカレンダーから選択し「查詢」をクリックすると、台北駅から乗換駅である瑞芳へ行く電車の時刻表を調べることができます。

台鉄の「車種」についての補足説明

台北駅から台鉄で瑞芳駅へ行く時に乗るべき車種は區間車・區間快だと説明しましたが、事前に準備をしていけばどの車種でも乗ることができます。

ここで各車種の特徴をまとめた一覧表をご覧ください。

車種ICカード速度
普悠瑪/太魯閣使用不可完全予約制(立ち乗り不可)かなり速い
自強使用可完全予約制(立ち乗り可)速い
莒光使用可完全予約制(立ち乗り可)そこそこ速い
區間快使用可自由普通
區間車使用可自由ゆっくり目

まず「普悠瑪/太魯閣」ですが、こちらの車種はかなり人気が高く席を確保するのがかなり難しいのでここでは説明を省略します。

次に「自強」と「莒光」です。速度は確かに速いですが実は目的地が瑞芳駅ならば到着時間は區間快・區間車と10分~20分程度しか変わりません。

よって、台鉄の切符を事前に予約購入しておくのが面倒な人は、当日いきなり台鉄乗り場に行っても座れる可能性があり、交通費も節約できる「區間車」「區間快」に乗って行くのが良いと考えます。

台鉄の切符は事前にネットで予約購入も可能

もし前々から十分を観光する予定が決まっていて、交通費は気にしないので少しでも早くゆったり座って行きたいという方は、前日までに普悠瑪・太魯閣・自強・莒光いずれかの電車の切符を予約購入しておくのが確実です。

台鉄の切符は日本からでも台湾鉄道のインターネット予約ページを利用すれば事前に予約購入できます。下記は台北から花蓮までの台鉄の切符を事前に予約購入した時の記事ですが、買い方はほぼ一緒なのでご参考ください。

平渓線の時刻表の調べ方・見方

瑞芳駅から十分へ行く際に利用する平渓線ですが、郊外ということもあり単線且つ電車は1時間に1本しかやってきません。時刻表をよく見てしっかり乗車スケジュールを立てておくことが鍵となります。

台鉄のサイトに平渓線の時刻表のPDFが置いてあるので事前にチェックしておきましょう。僕のようにDropboxにPDFを保存してスマホでいつでも見れるようにしておいても良いですね。

平渓線の時刻表

時刻表の見方を説明しますと、左の表が菁桐駅行き(十分に停まる方向)の時刻表、右の表が瑞芳駅(方面)行きの時刻表です。上に並んでいるのが駅名で横に上から下に書かれているのが電車のダイヤです。

例えば9:30に瑞芳駅へ到着したとしたら、次にくる菁桐駅行きの電車は10:03となります。そしてその電車を逃せば次の菁桐駅方面行きの電車は約1時間後の11:09という非常にシビアなダイヤです。

電車が無くなってしまう時間を見ると、台北市内に帰る場合は遅くても21時くらいには帰る準備を始めたほうが良さそうです。

おすすめの平渓線の乗り方・平渓エリアの遊び方

平渓線の路線に停車する電車

ここで台湾在住の僕がおすすめの平渓線の乗り方と十分をはじめとした平渓エリアの遊び方を紹介したいと思います。平渓線各駅の老街はどこもコンパクトなので散策は駆け足で回れば1駅につき1時間もかかりません。

よって平渓エリアを遊び尽くすなら、瑞芳駅に到着した後まず終点の菁桐駅まで行き、1時間に1本の電車に間に合うよう50分位で駅周辺を見て回った後、駅に戻り電車に乗って次の目的地の駅へ…を繰り返し、徐々に瑞芳駅方面に戻っていくという巡り方が良いと思われます。

十分の天燈發源地

ランタンを飛ばす予定の駅(十分や平渓)では、少し時間がかかると思うので2時間後の電車に乗る計算でみておくと良いでしょう。

ちなみに僕が十分へ行った時は、瑞芳 → 菁桐(1時間滞在)→ 平渓(2時間滞在)→ 十分(2時間滞在)→ 瑞芳といった時間配分で各駅間を移動しました。

平渓線に何度も乗る場合は「一日乗車券(一日周遊券)」を買うのがお得

售票處

上で紹介した平渓線あるいくつかの駅で降りて色々な老街を巡る場合は、瑞芳駅の東側の出口から出てすぐの「售票處」で「一日乗車券(一日周遊券)」の購入をオススメします。

平渓線・深澳線一日周遊券

一日乗車券の価格は1枚80元(約304円)で、当日に限り平渓線(+深澳線)が乗り放題になります。

平渓線沿線PASSPORTに関するポスター

ちなみに日本の江ノ電が1日乗り放題になる江ノ電のりおりくんを持っている人は、ここで色々な特典がついてくる平渓線沿線PASSPORTという専用冊子と交換してもらえるらしいです。

もちろんICカードだけでも平渓線は利用できますが、1日に何度も平渓線に乗る場合は一日乗車券を購入しておいた方が交通費が節約できます。

悠遊カードのセンサー

もし一日乗車券を利用せずにICカードで駅を出入りする場合は、こちらのカードリーダーが駅のどこかに設置されているので探し出して出入りしてください。

一日乗車券を購入した場合はこのカードリーダーは使わず携帯しておくだけでOKです。もし駅の出入口などで駅員さんに提示を求められたら一日乗車券を見せましょう。

平渓線で行くことができる十分などの老街の様子を紹介

平渓線の電車から見える景色

平渓線で行くことができる十分などの老街の様子を紹介を紹介していきます。こちらは平渓線の電車に乗っている時の車窓から見える様子で、自然と電車の距離が近いのでジャングルクルーズのような風景が広がります。

願い事が書かれた竹筒

菁桐老街では願い事が書かれた竹筒をそこら中で見ました。

菁桐老街のカフェ

ノスタルジックなカフェ。

石炭採掘の鉱場の名残り

菁桐はむかし石炭採掘の鉱場だったそうで、その名残が見ることが出来ます。

平渓老街アート

平渓老街にあった、この絵の近くにあるお店で売っていた大腸包小腸(もち米でソーセージを包んだ台湾の料理)がはエグいくらいニンニクが入ってて美味しかったです。肝心の料理の写真は撮り忘れました。

芋圓

芋圓といえば九份にあるものが有名ですが平渓のも美味いです。この日は暑かったので冷たい芋圓にしました。

平渓の線路

電車の本数が少ないので、電車が駅に入ってくるインターバルはこうやって線路に入って歩いたり写真を撮ることも可能です。子供の頃は日本にこういうところあったなぁ。

平渓の電車外観

また平渓線は単線なので行きも帰りも同じ線路の上を走ります。乗車時は逆の方面行きの電車に乗らないように注意しましょう。

ランタンを飛ばす様子

てっきり十分老街でしかスカイランタンを飛ばせないのかと思ってましたが平渓老街でも飛ばせます。紅いスカイランタンが昼の青空に映える。

十分の大橋

こちらは十分にある大橋。かなり揺れるので下半身がヒュンッ。

商店ギリギリで走る電車

テレビで見たことのあるようなお店スレスレで電車が走る光景。

十分の街並み

スカイランタンは昼間でも飛ばせますが夜の方が空に浮かぶ画が綺麗なので、日が落ちてくると飛ばす準備を始める人が増えてきます。

僕の書いたランタン

もちろん僕も飛ばしてきました。上げた場所は十分老街です。

同じスカイランタンに願い事を書いた友人から「差がひどいから真面目に書いてくれない?」と少し怒られてへこみました。(友人は文字だけで願い事を書いていた。)

最後に

平渓 中華街

正直に言うと十分に行く前はスカイランタンが飛ばせるだけの場所だと思ってたんですが、実際に行ってみたら僕が知っている台北のイメージとは全く違う、美しい風景が目に飛び込んでくる場所だったので、非常に新鮮な気持ちで1日を過ごすことができました。

台北郊外にあるので交通は少し不便ですが、是非懐かしい台湾を感じに十分へ遊びに行ってみてください。

※1元=3.8円で計算(2018年1月15日現在)

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ナカジマチカ

ナカジマチカ / nakazimachica

1985年生まれ。神奈川県横浜市出身。東京で会社員として約7年働いた後、台湾で中国語を1年間勉強、更に1年間のワーホリを経て日本社会から足を大きく踏み外しました。現在は台北を拠点に据えフリーランスとして生活してます。

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