ども台湾在住のナカジマチカ(@nakazimachica)です。最近Amazon goなどをはじめとしたリアル商店の無人化が進んでいますね。
台湾に関しては2018年にセブンイレブンがNECからの技術提供を受けて「X-STORE」という無人店舗をオープンしました。
ただ、そのX-STOREを利用した人のレポート記事などを見ると、現場に店員が常駐している上、店内での撮影が禁止されていたりして、利用する側としてあまり面白くなさそうなんですよね。
気楽に利用できる無人コンビニはないのか…と思っていたところ偶然訪れた台北MRT「南京三民」駅構内にて、台湾の大型スーパー「大潤發」を運営している会社による「大潤發 迷你站」という無人コンビニがあることに気づきました。
しかもこちらは完全無人で外国人旅行者でも利用できそう。というわけで今回は、台湾の無人コンビニ「大潤發 迷你站」の利用方法や店内の様子などを紹介したいと思います。それではご覧ください。
目次
大潤發 迷你站の利用準備
大潤發 迷你站を利用するには事前に大潤發のアプリで会員登録をする必要があります。まずは大潤發のアプリをダウンロードします。
大潤發アプリを起動して「會員專區」をタップします。
「註冊帳號」をタップします。
個人情報を入力して「確定註冊」をタップします。以上で準備は完了です。
大潤發の会員登録にはSMSを受け取る必要があるため台湾の電話番号が必要です。
大潤發 迷你站の入店方法
利用準備ができたら大潤發 迷你站の店舗へ行きましょう。
台北の中和や內湖などに店舗がありますが、僕は今回台北MRT南京三民駅3番出口付近にある店舗へ来ました。
大潤發 迷你站は普通に入ろうとしても入口の扉に鍵がかかっています。ではどうするかというと開錠には利用準備で会員登録をした大潤發のアプリを使用します。
大潤發のアプリを起動してホーム画面から「迷你站」をタップします。
スマホの画面がQRコードのスキャンに切り替わるので、それで店舗入口に表示されているとQRコードを読み取ると入口の扉が開きます。
この時大潤發アプリの位置情報をオフにしているとエラーが出てしまうので、オンに設定しておきましょう。
大潤發 迷你站の店内の様子
大潤發 迷你站の店内の様子を簡単に紹介します。「迷你站(ミニステーション)」というだけあって、南京三民駅内の店舗はかなり狭いです。
商品のラインナップは台湾のコンビニのものほとんど変わりません。
ただ値段に関しては、全商品の価格が台湾のその他コンビニであるセブンやファミリーマート(全家)、ハイライフなどの商品価格と比べ、一部5%引きになっているようです。
大潤發 迷你站のお会計方法
購入するものが決まったらお会計をします。入口付近に設置してあるセルフレジのところに行きます。
大潤發アプリのホーム画面から「會員卡」をタップして会員バーコードを表示し、セルフレジ下部にかざしてスキャンします。
同じ場所で購入する商品のバーコードをスキャンしていきます。
すべての商品のスキャンが終わったら支払い方法を選択します。現在対応している支払方法は悠遊カード、LINE Pay、街口支付の3つで、全てキャッシュレス決済になっています。
僕は悠遊カードで支払いました。
お買い物完了。レシートが出てくるので取り忘れないようお気をつけください。
最後に
台湾の無人コンビニ「大潤發 迷你站」の紹介でした。
正直な意見を言うと、台湾は現金決済だと店員さんのお釣り間違えが発生することも少なくないので、スーパー・コンビニ類に関しては今回紹介した大潤發 迷你站のように全てセルフレジ(もしくはセミセルフレジ)になると助かるなぁと密かに思っています。
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。