1. どんな人が“外国人と会話ができる”外国語を話せるようになりやすいのかって話

2017.05.072018.08.30 Update

どんな人が“外国人と会話ができる”外国語を話せるようになりやすいのかって話

何だかんだ言っても体感ではここ数年で日本国内に外国人が増え、外国の文化や外国人に接触する機会がどんどん多くなっていますね。僕は年に1,2回ほど日本へ戻ったりするのですが、その度に「外国人増えたな」って感想を抱いています。

そんな状況の変化を受けてなのか自分の周りでは、既に学校などの機関を卒業して現在外国語の学習環境が無い人でも、外国語の学習に興味を持つ人が増えてきたように感じます。

僕は台湾で1年間語学留学をしたことがあるため海外留学経験者として「今度留学に行こうと思ってる(行ってみたい)んだけど、どうすれば(勉強する言語で)話せるようになるかな?」みたいな質問を受けることがあります。

中国語の勉強方法に関しては過去にまとめたように色々提案可能ですし、その中から自分に合った勉強法を選んで勉強すればいいと思うのですが、本記事の内容は僕から見て「どんな人が外国人に通用する外国語を話せるようになりやすいか?」という話です。

ここで懸念されるのは何となく「外国人と話せるようになれたらいいなぁ」というマインドで海外留学などに臨むと、せっかく現地で生活しながら勉強しているのにただいたずらに時が過ぎて終わってしまうということです。

そこで今回は、外国語を勉強する人の中でどういう人が外国人と話せるようになるレベルまで到達しやすいのかを考えてみたいと思います。どうぞご覧ください。

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外国語を喋れるようになりたいと思った時に、つい描いてしまうサクセスストーリー

香港

3ヶ月〜1年くらい海外留学し現地の人と毎日交流して現地でしか出来ないようなこともたくさん経験をして、自然と日常会話は全く不自由しないレベルまで上達しちゃう、なんて妄想をするかもしれませんが現実的には難しいというかほぼ無理です。

たまそういう事をさらっとやってのける化物級の人間もいるかもしれませんが、元から社交性とコミュニケーション能力が備わっていて既に第2言語をある程度勉強した経験があるという人ではじめて実現可能なことでしょう。

じゃあ、どういう人が通用する外国語を喋れるようになるのか?

台湾の会社で食べたピザ

本題です。僕は既に台湾で2年近く生活しているのですが、その中で中国語を勉強している人または過去に勉強していたという人に何人か会ってきました。

当然日本人の輪に閉じこもって外国語を喋る機会を自分で設けられない、そもそも外国語を自分の口から発することに恥じらいを覚えるという人は論外ですが、学校卒業後に自らの意思で外国語の勉強を始め、外国人と問題なくコミュニケーションできるまで上達する人には大きく分けて2つの傾向が見えてきます。

1.人と話すのが大好きな人

人と話すのが好きで自分が喋りたいことをその言語でどうやって表現するのか調べることを日常的に繰り返し行っている人はやはり強いです。

しかも話すのが好きということは知り合いも増え、あらゆる層の人と喋ったり話しかけて貰える機会も増えるので、様々な声質・話し方を聞く機会も増えリスニング能力も自然と向上していきます。

やはりこのタイプは一般的に喋る行為自体が好きと言われている女性が多いですね。僕個人の経験上台湾で出会った日本人の中で中国語上手いなぁって思う人は大体女性です。

2.その言語を使って成し遂げたい目標がある人

目標を持っている人はそれに向かって邁進する中で自分に何が足りないのかにも気づきやすいので上達が早いです。

目標は色々あると思いますがやはりいちばん身近で強い動機となるのは仕事とか恋愛でしょう。仕事上で外国人達と外国語を使ってコミュニケーションを取るのを必要とされていたり、好きな人が(日本語を話せない)外国人の場合などです。

言い換えれば「人と喋りたい」というのも1つの目標なので、元から喋るのが好き+目標があるのは語学学習において非常に有利な状態です。

喋るのが好きじゃない人は“明確で強い目標”を持つのが鍵になる

台北当代芸術館

「人が好きで人と話すのが本当に楽しい!」と心から思って外国語を学べるなら勿論それがベストなのですが、外国語を勉強しようと思う人誰もがそういうタイプではありません。

僕もどちらかと言えば口数は多い方ではなく、今行っている仕事にしても外国語が求められる内容ではないので、中国語の勉強を始めた時は学校のテストで高得点を取るのは無視して、自分で自分の目標を設定して中国語で中国語圏の人達と話せるようになることを最重要課題として取り組んできました。

その目標が明確で強ければ強いほど外国語を自分のモノにしようとする動力は強くなるわけですが、目標の設定方法としては三大欲求のどれかに結びつけてしまうと良いと思います。ちなみに当時僕が設定していた目標を紹介すると

  • 中国語で大家さんと交渉して、自分ひとりで台湾で住む場所を探せるようになる
  • 生活に必要なこと(食事、買い物、病院、美容院、公共機関での手続き等)、またはそれらを便利にする行為を中国語を使って出来るようになる
  • 「我愛你」以外の言葉で台湾人を口説けるようになる

とまぁ辿っていけば睡眠欲・食欲・性欲に結びついています。(何でもそうかな)

目的としては要するに身体ひとつで台湾で暮らさなければいけない状況になっても、どうにかできる生きるための技能を身につけたかったってことですね。そのために言語と学習にあたっての目標が必要不可欠でした。

結果として、本ブログでも何か台湾で新しいことをやる度に記事として書き残していますが、中国語を使って台湾で色々なことができるようになったと思います。

当然今でも時々相手が何を言っているのか理解できなかったり自分の言いたいことを充分に伝えられないことはありますが、「言語のせいでやりたいことができなかった…」と悔しい思いをすることは台湾ではほとんどなくなりました。

台湾で生活を始めて間もない頃、銀行口座を開こうとした時は聞き取りも言いたい事を言うのもままならず辛かったのも今では良い思い出です。

最後に

偉そうに話してきましたが、僕も今では台湾でやろうと思っていたことを大体達成し、不自由なく生活を送れるようになり中国語を学ぶ目的がほぼ満たされてしまったので、それなりに必死にやっていた台湾生活1年目の頃に比べて上達スピードはかなり陰りを見せています。

今までの日常の範囲におさまらない新しいことに触れる時間や自分で発信する時間は自主的増やしていますがそれでも目標としては非常に弱いので、次の強い動機となる目標を設定できたらなと考えています。

ナカジマチカ

ナカジマチカ / nakazimachica

1985年生まれ。神奈川県横浜市出身。東京で会社員として約7年間働いた後、台湾で1年間中国語留学、更に1年間のワーホリを経て日本社会から足を大きく踏み外しました。現在は台北を拠点にフリーランスとして生活しています。

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ナカジマチカ

ナカジマチカ / nakazimachica

1985年生まれ。神奈川県横浜市出身。東京で会社員として約7年間働いた後、台湾で1年間中国語留学、更に1年間のワーホリを経て日本社会から足を大きく踏み外しました。現在は台北を拠点にフリーランスとして生活しています。

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