1. 台湾で生活するために中国語は必要? 海外で生活する際なぜその国の公用語を学ぶのか考えてみた

2016.12.182018.02.02 Update

台湾で生活するために中国語は必要? 海外で生活する際なぜその国の公用語を学ぶのか考えてみた

皆さんが外国語を学ぼうと思った理由は何ですか? 会社で使うため、海外の学校に通うため、海外で生きるため、その国が好きだからなどなど、様々な理由があると思います。

前々からこのブログを読んでくださっている方はご存知だと思いますが、僕は以前台湾師範大学の語学センターに1年間通い中国語を学びました。

台湾留学を決めた当時は、台湾現地で中国語を勉強することに対して「台湾が好き。だからそこで生活して言葉を学ぶ。理由はそれ以外特にない。」という風に考えていました。

このような形で台湾での生活および中国語の勉強を始めた僕も台湾での生活は既に1年半が経過しました。

そこで今回は台湾で生活するために中国語は必要なのか? という事とあわせて、僕自身が中国語を学ぶ理由を今一度整理して考えてみようと思います。どうぞご覧ください。

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台湾で“生活するだけ”なら中国語は必要ない

台湾の街並み

正直言って台湾では食べて寝るという単純な生活を送るだけなら中国語が出来る必要はほぼありません。特に僕が今住んでいる台北市に関しては街中に日本語のサービスがかなり充実しています。

レジへ持っていったり指差し注文すれば食べ物は簡単に手に入るし、病院も選べば日本語が話せるスタッフがいたりして、海外とは思えないくらい日本語だけで出来る事が多いので、中国語が出来ないから生活に困るという状況に出くわすことはほとんど無いでしょう。

しかも経験上、台湾人は外国人に対して友好的な方が多いので、例えこちらが中国語を話せずコミュニケーションがスムーズにいかなかったとしても、それに対して嫌な顔をする人は非常に少ないので、外国人として生活していて嫌な思いをすることは稀です。

じゃあなぜ僕は台湾に住むのを決めた時に中国語(台湾の国語)の勉強をしたのか?

空港にある各国のフロアガイド

自分にとっては国及びその国の人間を尊重する行為

例えば僕が日本である外国人と知り合ったとします。その人が日本語でコミュニケーションを取ろうとしてくれたら、例え下手でも純粋に嬉しいと思うでしょうし、何より「日本の文化を自分なりに理解してくれようとしているんだな。」と思います。

もちろん言葉を話せなかったとしても相手を尊重していない事には直結しません。態度や身体動作だけでも相手を尊重する姿勢は伝えられるでしょう。けれど僕は自分の気持ちを言葉に乗せてより多い情報量で伝えたいんですね。

また外国語を一度でも勉強した方はご存知かと思いますが、外国語には日本語では表現しきれない言葉も当然あります。こういった独自の言葉の学習を通して、その国が形成してきた文化を知ることが出来るので、その国をより深く理解することに繋がります。

日本と同じように暮らせるようにするツールを手に入れるため

僕は台湾で暮らし始めた当初、台湾で生活するからには日本で生活を送る中でやっていたことを台湾でも同じように出来るようにしたいという目標を密かに立てました。

日本でやっていた事と言うと非常にざっくりとしていますが、例えばお店に行って物を買うとかレストランで食事をするとか病院へ行くとか、生きるために普段日常的に行っていること全般を指します。

そして、それを達成するために必要だと思って始めたのが中国語の勉強です。実際学べば学ぶほど文字が読めるようになったり、何か分からないことがあっても現場で質問できるので、日常で出来ることが増えていきました。

住む国を理解するスピードを上げるため

もし自分が台湾で生活しているのに中国語の勉強に力を入れず日本語だけで生活していたとしたら、おそらく日本語でできることしかやらないよう自分の行動をセーブするようになっていくと思います。

例えば台湾だったら、日本語が話せるスタッフが常駐するお店を利用する、注文表が置いてあって終始無言でも食べ物が食べられるレストランに行く、病院は日本へ帰ってから行く等、自然と自分の行いに境界線を引くようになるはずです。

このように外国語を使わなくても済む世界に引きこもってしまうのは、せっかく海外にいるのに日本に居るのと何ら変わりのない状態になってしまい勿体無く感じます。

どうせならその国の公用語を学んでそれを武器により多くのこと体験して色々な事を知りたいです。

リアルな情報を人に伝えるため

僕は基本的に台湾で生活しているので、たまに日本へ帰ると友人や家族などに「台湾の○○はどんな感じ?」なんて聞かれることもあります。

ただ、僕がひとしきりその受けた質問内容について喋った後、「中国語は喋れるの?」って聞かれて「いや全然(笑)」なんて答えを返した日には、その話した事の信憑性は台湾を旅行した事がある人よりちょい上かな? 程度の扱いになってしまいかねません。

また、当初は自分のメモ用程度で考えていた本ブログですが、毎月のアクセス数をチェックする限り今では沢山の方にお読み頂き、そして参考にして頂きとても恐縮です。いつもありがとうございます。

ブログ開始当初から一貫してブログに書く内容は最終的に自分の糧になることを重要としているのですが、自分が発信する情報の価値や信憑性を高めるためにも現地で使われている言葉で現地の情報を得ておきたいと考えています。

楽しい

これまでの堅い理屈は抜きにして、単純に現地の人と沢山お喋りできたほうが楽しいです。友達も作りやすくなりますし、もしかしたら恋人もできちゃうかもしれない。

僕は既に台湾で1年半以上暮らしているので徐々にその気持ちも落ち着きつつありますが、やっぱり外国語でその言葉を使う外国人と会話が成立して通じ合えるのはなんとも言えない喜びがあります。

かっこいい

日本語だけで生活する人が大多数を占める日本人にとって、日本語以外の言語が話せて外国人とスラスラ会話が出来る人は傍から見るとやっぱり格好良いですよね。俺はかっこよくなりたい!!

最後に

夜市

そう遠くない将来、僕達は会話で自分の意思を伝えるためにわざわざ外国語を勉強する必要はなくなるかもしれません。それでも僕はその国に好きで住むならば、その国の公用語を勉強したいです。

外国語を学ぶことの先にあるのは、単純に外国語を読めるようになったり話せるようになるだけではなく、可能性や選択肢を広げたり、様々な気づきを与えてくれることであると信じています。

ナカジマチカ

ナカジマチカ / nakazimachica

1985年生まれ。神奈川県横浜市出身。東京で会社員として約7年間働いた後、台湾で1年間中国語留学、更に1年間のワーホリを経て日本社会から足を大きく踏み外しました。現在は台北を拠点にフリーランスとして生活しています。

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台湾の街並み

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ナカジマチカ

ナカジマチカ / nakazimachica

1985年生まれ。神奈川県横浜市出身。東京で会社員として約7年間働いた後、台湾で1年間中国語留学、更に1年間のワーホリを経て日本社会から足を大きく踏み外しました。現在は台北を拠点にフリーランスとして生活しています。

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