ども台湾で語学留学とワーキング・ホリデーを経験したことがあり、現在も台湾に住んでいるナカジマチカ(@nakazimachica)です。
日本人の人気旅行先のひとつとして定着した台湾ですが、自分と同じように何かのきっかけで台湾移住を検討する方もいらっしゃるかと思います。
そして台湾に住むためにエージェントや仲介会社を利用して移住準備をする方もいるのではないでしょうか。ですが台湾に住むための一切の手続きを自分で進めることも可能です。
実際僕は台湾で生活するための準備や手続きはほぼ自分ひとりで行い、同時に台湾に住む前自分が必要としていた台湾に住むための情報を本ブログにて書き残してきました。
今回はこれまで書いてきた記事の中から、これから台湾で暮らす予定のある日本人向けに台湾移住に役立つ情報を厳選してまとめてみました。是非ご活用ください。
目次
台湾に住む手段(台湾のビザを取得する方法)
「そもそも外国人はどうすれば台湾に住めるの?」については、上記の記事で僕が過去に行ってきた台湾に住む手段(ビザを取得する方法)を紹介しているので、台湾に住む手段の一例としてご参考ください。
インターネットを使う
台湾でインターネットを使用する方法として僕がおすすめしているのは、SIMフリーのスマホを用意して、台湾の携帯会社のショップで購入したプリペイドSIMカードにチャージし続ける方法です。
プリペイドSIMカードは稀に一部の機能が使えないこともありますが、基本的には月契約のプランと同じように利用できるので通信費を節約したい人は検討してみても良いと思います。
ちなみに台湾では自宅や学校、会社、駅などにあるWi-Fiを使用し、無料で利用できるフリーWi-FiのiTaiwanなどを併用すれば、通信費を払わずにネットを使い続けることもできます。
しかし屋外にいる時フリーWi-Fiが見つからないと不便なので、その補助として僕はプリペイドSIMカードでインターネットを使用しています。
居住関連
部屋(賃貸)の探し方
寝具の購入
寝具は住む家が決まったら真っ先に必要になるものです。上の記事ではIKEAを例に寝具の買い方を紹介していますが、ニトリやカルフール、町の寝具屋などで買うのもアリです。
生活日用品の購入
生活日用品は光南大批發以外にも「○○百貨」という名前のお店や、日本でもお馴染みのダイソーなどで揃えてもよいでしょう。
家賃の振り込み方法
家賃の支払い方法は大家さんによって異なりますが、ATMを利用して銀行振り込みを行う場合はこちらの記事をご参考ください。
家賃のために毎月いちいちATMまで行きたくない人は、銀行口座開設時にネットバンクもあわせて契約しておき、ネットバンクから銀行振り込みをしましょう。
居留証を取得後に台湾で引っ越しをしたら
台湾に拠点ができて生活が落ち着いたらやるべきこと
在留届の提出
銀行口座開設
生活費(台湾ドル)の用意
台湾ドルでの収入がない場合、日本円などの外貨を台湾ドルに両替して生活費に充てると思いますが、必要分を持ち込んで両替するかATMでキャッシングするかはお好きな方を。
安全なのはキャッシングですが、1度で引き出せる上限が2万元までで毎回手数料がかかるので、円高の時にまとまった額の円を台湾ドルに両替すると少しリッチな気分が味わえます。
食関連
食べ物・飲み物の注文方法
油っぽくない野菜中心の食事がしたい
果物屋でフルーツを購入する
公共交通機関の利用方法
バス(桃園空港から台北駅)
MRT(桃園空港から台北駅)
市内バス
新幹線
台湾で車やバイクを運転する・運転免許証を取得する
日本の運転免許を持っている状態で中国語翻訳文を申請すると、外国人旅行客でも台湾で車やバイクの運転ができるようになります。
また、有効期限が6ヶ月以上ある台湾の居留証を所持していれば、日本の運転免許証を台湾の運転免許証に切り替えたり、台湾で運転免許の試験を受けることもできます。
病院へ行く
自分で台湾の健康保険(全民健康保險)に加入する
まずは台湾の医療制度の話から。台湾にも日本の国民健康保険に相当する『全民健康保險』という医療保険があり、加入していれば台湾の病院で診療を受けた際、費用は一部負担で済みます。
ただし誰でも加入できるわけではなく、台湾に長期滞在するためのビザを取得し、居留証に切り替えてから条件を満たすことで加入できるようになります(正確には加入義務が発生)。
被雇用者として台湾に居留する場合は会社側から手引きがあるかと思いますが、この健康保険への加入申請を自分で行うケースを上の記事で紹介しています。
台湾の健康保険に加入している場合の診察の受け方
上記の記事ではその台湾の健康保険に加入している場合の診察の受け方を総合病院と市中病院のケースに分けて説明しています。
台湾の健康保険に未加入の状態(自費)で診療を受ける
台湾の健康保険に未加入の状態で台湾に滞在している場合、自費で診察を受けることになります。
全額負担だとやはり不安なのが費用の額ですが、台湾の医療費は日本と比べると安いので、普通の風邪程度なら診察代・薬代を自費で支払ったとしても日本円で1,000円〜2,000円くらいで済むことも多いです。
こじらせると身体にも悪影響ですし費用が更にかさむ可能性もあるので、あらかじめ近所の病院を調べておき、体調が悪いなと思ったら無保険であることを理由に先送りせず、早い段階で診察を受けるのをおすすめします。
定期的に検査を受けている人が多いと思われる歯科に関しても、クリーニング(歯垢・歯石・着色の除去)だけなら自費でも3,000円〜5,000円くらいで受けることができます。
あとは、手続きは多少面倒ですが適用条件を満たしていればクレジットカードの海外旅行保険を利用すると、症状に合わせた病院探しから診察の予約まで行ってくれ、無料で診察や治療を受けることができます。
基本的に無料+通訳付き+優先で診察を受けることができるので、条件が合うなら積極的に利用した方が良いでしょう。
その他知っておくと台湾生活で役立つ情報
台湾への現金の持ち込みに関して
台湾生活で役立つ持ち物リスト
留学用に書きましたがあらゆる状況におすすめです。
台湾生活で役立つアプリ
台湾で買い物をする時などに店員さんがよく聞いてくることと受け答えの仕方
台湾のコンビニでネットプリント
髪を切る
日本から台湾へ荷物を送る
郵便物の受け取りに失敗したら
レシート宝くじの当選金の受け取り方
電子レシートで受け取れるようにしておくと、当選確認から当選金の受け取りが全て自動化されるのでおすすめです。
腕時計の電池交換
台風休みの調べ方
台湾での防災対策
最後に
以上、台湾に住むために役立つ情報・記事のまとめでした。
もちろん人によって欲しい情報は若干異なると思いますが、上に列挙した記事は全て僕が台湾に住もうと思った時に欲しかった情報です。
各記事の内容は僕が台湾に住んでいるのを活かし可能な範囲で更新・修正を行って最新情報を保ちつつ、本記事も台湾生活に関する新しい記事を書いたタイミングで更新していきます。
ナカジマチカ / nakazimachica
神奈川県出身。日本で会社員として約7年間働いた後に独立し、中国語を学ぶための台湾語学留学を経てそのまま台湾移住。現在は台中市を拠点にWebコンテンツ制作の個人事業主として生活中。